煙霞光紫金彩柴焼茶壺

炎の軌跡が、器に光を宿す。 この茶壺は、チュアンフー工房の呉紘瑞氏が手作業で成形し、削り、窯に入れました。 薪による高温焼成の中で、炎と灰が自然に流れ、器の表面には金属のような輝きが生まれます。 丸みを帯びた安定感のあるフォルムとシンプルなラインでありながら、釉薬の色合いは変化に富んでいます。 近くで見ると、繊細な火の跡、銀灰色と淡い紫色の光沢が織りなす様が見て取れます。 これこそが柴焼の最も魅力的な点であり、全く同じ作品は二つと存在しません。 お茶を淹れる際、柴焼の茶壺の気孔は茶の香りと共鳴し、 使い込むほどに表面の光沢は徐々にまろやかで温かみのあるものへと変化していきます。 まるであなたと共に時を過ごし、熟成していく器のようです。 制作工程 ・手ろくろによる成形 ・自然乾燥 ・茶壺本体と蓋の精緻な調整 ・釉薬を施さずに素焼きした後、登り窯で薪を使い数十時間かけて高温焼成 ・炎、灰の落下、窯内の雰囲気による自然な発色 柴焼の特徴について 柴焼は釉薬を施さず、色合いや模様は自然に降りかかる灰と炎の流れによって生まれます。 一つとして同じ色合い、肌触り、気孔のものは存在しません。 表面に現れる微細な釉斑、気泡、火の跡は、 まさに柴焼独自の言葉であり、自然が織りなす美しさです。 ✨チュアンフー工房について 鶯歌に位置する柴焼の店舗。 第四代陶芸家、呉紘瑞によって設立されました。 私たちは「一つの器が、あなたを時を超えて旅させ、そしてあなた自身へと立ち返らせる」と信じています。 炎と土の間から、生活に寄り添う温もりをお届けします。 |ご購入前にお読みください| 作品との最良の出会いのために、以下の注意点を必ずお読みください。 1. 当店の作品はすべて手ろくろによる一点ものです。 ご購入前に、現在の在庫状況と詳細についてメッセージにてご確認ください。 2. すべての陶器は作者が手作業で成形しており、耐水性、耐酸性、色褪せしにくいなどの特性を備えていますが、 陶土の性質上、比較的脆いため、ご使用の際は優しく扱い、衝撃を避けてください。 3. ご購入前後でご不明な点がございましたら、または柴焼や茶器の世界にご興味がございましたら、 お気軽にメッセージにてお問い合わせください。 4. 発送の際は、丁寧に梱包し、破損防止対策を強化いたしますが、 双方の権利保護のため、開梱時の様子を全行程録画していただくことをお勧めします。 これにより、万が一の際の対応がスムーズになります。 5. 作品が届きましたら、初めてご使用になる前に、まず水で洗い、 その後熱湯で高温消毒してから安心してお使いいただけます。