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一、和菓森林とは
紅茶職人の石朝幸は、「茶業訓練所」を卒業した後、1951年に日本の 「木の紅茶工場」に更なる知識向上のため研修に派遣されました。日本の製茶技術の取得と紅茶の達人の継承、更には台湾における紅茶産業の持続が目的でした。そして現在では台湾における紅茶産業の発展と同時に衰退を目にしてきました。
かつて台湾の紅茶は、大成功をおさめた時期がありました。日本統治時代の初期から1960年代にかけては山々は茶葉で覆われ、茶葉はまるで黄金の様に金のなる木として取り扱われていました。しかしその後、台湾の紅茶産業は外国産の安価な茶葉の進出により、見る見るうちに衰退をしていきました。
紅茶の達人はこの60年間、この土地の紅茶産業に対する思い慕う気持ちを心に抱き続け、多くの人々が紅茶産業からビンロウ産業に移っていく中、再び紅茶産業が日の目を見ることを信じ努力を続けてきました。
現在は二代目が伝承を続けており、初代の職人精神や製茶技術、そして台湾紅茶の新しいスタイルを作り出し、それらが受け入れられるよう努力をしています。
2005年には観光紅茶工場が台湾紅茶産業の発展と歴史、文化の証明として設立されました。それらの設立により更なる多くの人々の紅茶に対する業界の知識の向上が行われ、台湾の紅茶文化の促進が図られて、全世界が台湾紅茶の復活を見る機会となることでしょう。